2018年夏のドラマでフジテレビで7月17日から放送が始まるのが「健康で文化的な最低限度の生活」です。ドラマの原作は、漫画になりますが、ドラマのタイトルが気になって、気になって仕方ありません。
「健康で文化的な最低限度の生活」のタイトルの意味や内容について、お伝えしたいと思います。
「健康で文化的な最低限度の生活」のタイトルの意味は?
「健康で文化的な最低限度の生活」というタイトルを見て、「はて?」と思うかもしれません。
「健康で文化的な最低限度の生活」は、実は憲法の条文の一部です。
日本国憲法第25条に
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
となり、ドラマのタイトルは、この憲法から引用されています。
原作は柏木ハルコ作の「健康で文化的な最低限度の生活」なので、正確にいうと、ドラマのタイトルは漫画のタイトルからきています。
ドラマは、新人公務員が生活課に配属され、右も左も分からないケースワーカーが生活保護現場で生活保護受給者たちの人生の困難に寄り添いながら、福祉の現場で奮闘する成長物語です。
原作である漫画が「生活保護」のリアルな実態に切り込み、現役のケースワーカーや医療、福祉の現場からも高い評価を受けているので、ドラマではどのように演出されるのかに注目が集まります。
「健康で文化的な最低限度の生活」はどんな生活?
「健康で文化的な最低限度の生活」がどんな生活なのかは、人によって、違うと思います。
「健康で最低限の生活」であれば、着る服があって、住む家があり、毎日ご飯を食べることができる生活となります。ただ、生きることだけが目的であれば、これだけの生活でいいかもしれません。
しかし、それだと、人間らしい生活ができません。
次に文化的な生活についてです。
文化的な生活は、人によって、基準が変わってくると思いますが、時代によっても変わってくるようです。テレビがぜいたく品であった頃なら、テレビは、文化的な生活に必要ないとされていましたが、今は、文化的な生活でテレビを持つことが認められています。
最近では、スマホやパソコンも文化的な生活に必要なのでは、という意見もありますが、答えは出ていないようで、時代とともに文化的な生活の基準は変わるようです。
「健康で文化的な最低限度の生活」の内容は?
吉岡里帆演じる主人公・義経えみるは、安定を求め、公務員となりました。
しかし、最初に配属されたのが「生活課」で、生活保護現場の壮絶な現場を見ることになります。
彼女が担当する110世帯は、生活保護受給者たちには、それぞれの深い人生がありました。そんな彼らの人生に、寄り添い、向き合い、自立への道筋を見つけることが彼女のミッションです。
22歳の新人公務員が壁にぶつかり、喜び、悲しみ、時には怒り、誰かの希望となっていきます。
ドラマで描かれるのは、健康、仕事、お金、家族など等誰もが身近に感じるテーマで、生活保護現場を舞台に描くヒューマンドラマです。
ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」は、7月17日(火曜)からフジテレビで放送されます。
2018年夏のドラマの中で、楽しみなドラマのひとつですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
では。